私に夢限が舞い降りた!

 こんにちは、シロネコです。最近やろうやろうと思っていたことがなかなかできなかったり、書こう書こうと思っていたものが書けなかったりして焦りを感じていましたが、お給料をもらったら生きる活力がもりもり湧いてきました。金の余裕は心の余裕とはよく言ったものですね。

 

 

〜紙の話〜

 

 年明け一発目はウィクロスカップ名古屋に参戦してきました。ぼくはウィクロスカップ東京で優勝していたので2連覇を目指す気持ちで臨ませてもらいましたが、結果は残念ながらベスト4で撃沈。使ったのは今回解説する夢限なのですが、ベスト4が出揃った時点でぼくのいたカーニバルブロックのルリグ内訳がタマ、タマ、タマ、夢限(ぼく)だったのでどう転んでもぼくの優勝はなかったと思います。運負けです。

 

 さて、というわけで今回は夢限の立ち回りやどんなことを考えて構築したのかなどを中心に発信していけたらいいなぁと思います。

 

1.夢限ってどんなデッキ?

 ウィクロスパーティやらウィクロスセレモニーに出るたびに「夢限が何をしてくるかわからない」と言われます。どうやらかなり認知度が低いルリグのようですね。

 

 一応念のため渋谷の女子高生100人に「夢限がどんなデッキか知っていますか?」とアンケートを取ったところ

 

知っている 0人

知らない 2人

誰お前 98人

 

 という結果になりました。このことからも夢限というデッキがいかに知られていないかが分かります。

 

 夢限とは簡単に言うと「めちゃくちゃ自由なデッキ」です。夢限には3つの自由なポイントがあるので今から示していきます。

 

1つ目の自由 色の縛りがない

 

 キーセレでは単色、ないしはメインカラーとは別に1色をタッチで入れる程度の構築がほとんどですが、無限にはメインカラーが存在していないため、何を入れても割と機能します。ざっと考えただけでも赤軸夢限、青軸夢限、黒軸夢限などが存在し、とにかくメインの確定枠はあるものの20枚以上は自由に構築することができるため、環境によって色々な変化をつけることができます。

 

2つ目の自由 5枚も貼れるキー

 

 夢限の強さの9割くらいを占めているこの効果なんですけど、とにかく強い。キーの性質上、限定がないので毎回出てくるキーは全部夢限の強化といって差し支えないです。セレクトハッピーファイブが出てきてからは5枚貼れることの価値がさらに上がりました。このテキストがあまりにも強すぎて多分夢限使い始めの人は

 

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こうなっているに違いありません。

 

3つ目の自由 サーバントF

 

 

…ははっ。

 

 

 と、このように夢限はルリグデッキ、メインデッキ共に自由度が高く、構築がとても面白いデッキだと思います。しかし、自由度が高すぎるが故、どのような動きを目指していいか分からず、どう構築していいかわからなかったりすると思います。

 

 ということで、ここからは夢限の弱点、そしてそれを補うための構築について述べていきます。

 

 

3.夢限の弱み

 夢限の目立った弱点は2つ。まず1つは「限定シグニ」がほとんどいないことです。ウィクロスのカードデザインは基本的にテキストが強いカードには限定が付いています。キーセレでは特にこれが顕著で、「レトリック」が発売されて少しマシにはなったものの今だに課題として抱えてるのが現状です。この影響で、適当に構築すると「ゴミ」を40枚集めただけの悲しみを背負った紙束になってしまいます(言い方が悪いのは重々承知ですが、僕は一度これをやって某世界王者に笑われました)。

 

 もう1つは「上級シグニのクセが強い」ことですね。ウィクロスの基本的なゲームの流れとして

 

 1〜3ターン目で気持ち2点くらいとる→4になってから毎ターン3点ずつゴリゴリ削っていく

 

 というのイメージするのが普通だと思います。しかし、これは4以降の攻撃が安定する場合の話です。夢限はこの理論で行くとまずゲームに勝てません。

 例えば「サーバントF」とユキの「スイレン」を比較してみます。この場合、「サーバントF」は点要求に精元というガードにも必要な札を手札から2枚消費するのに対し、「スイレン」はエナ1枚で済みます。単純に倍かかってますよね。

 

これはほかのシグニにも言えます。ヤミガネはバニッシュまでに2エナ、BCPICは工夫すれば2面要求ですがそれでもかなりな枚数を使ってしまっています。要するに、4から要求してたら手札がいくつあっても足りません、まずジリ貧で死にます。

 

 ゆえに、あまりレベル4を過信しすぎると痛い目を見るということですね、かなしい。

 

4.構築

 ここまで読んでくださったセレクターの皆様ならお分かりかと思いますが、上級シグニに頼れないなら下級に頼って点要求しまくればいいわけですね、簡単だ…

 

 序盤から点要求につながるカードといえば、f:id:elichika18:20190118170702j:image

こいつや

 

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こいつや

 

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こんなやつがいます。一枚ずつ見ていきましょう。

 

 まずはラハブを用いた場合。3000マイナスで焼けないシグニは序盤にはまずでてこないので火力面は問題なし。ところが手札を使ってしまうのでフルパンされた時が少しコストが重い。ただ後述する2シグニとは違い、色付きどころかエナを使わないので割とどの形でも入れられるか。

 

 続いてアリス。コストの割に割れる範囲が狭い。色指定なので序盤から使っていくにはマルチか赤エナを払わなければならず、マルチはなんだかんだキーを貼るのに使うので必然的に赤寄せの構築になるが、赤は下級のパワーが低いので採用は難しいか。

 

 最後にピアノセン。まぁ最後に持ってきたってことは話の流れ的にこいつを使うんですが、現状一番夢限と相性いいと思います。2レベル以下ならパワー無視でバニッシュでき、条件達成も限定シグニのサーバントFとムゲンが偶数なので残りのデッキを偶数に寄せれば比較的楽に条件達成できます。アリスと同様に色つきのエナを要求されますが、「偶数」で「黒」の優秀な限定なしシグニって意外と多いんですよね。残りの奴らは後で解説します。

 

 といった具合に今回は、序盤は黒いやつらにまかせて点を取り、終盤でサーバントFをばらまいて抹殺。みたいな感じで戦うことにしました。

 

 ぱっと見脳みそ空っぽ脳筋ビートだと思ったそこのあなた、正解です。誰でも使えますし偶数か奇数の判別さえつけば、適当に振り回すだけで勝てます。これに関しては、この前の大会で実証されてます。

 

 〜デッキレシピ〜

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サーバントF 4

円卓の予言 マーリン 2

超罠 ヤミガネ 2

中罠 ハンプティ・ダンプティ 4

サーバントo4 4

サーバントo 4

 

中罠 ピアノセン 4

中罠 アルババ 4

中罠 ツナワタ 4

サーバントQ2 2

サーバントo2 2

ムゲン 4

 

夢限

夢限-P-

ママMODE❤️Love

コードピルルク KEY

始まりのルリグ 夢限の鍵

時雨の調 ゆきめ

憂慮の花嫁 アルフォウ

セレクト・ハッピーファイブ

フラクタル・ケージ

タクティカル・バニッシュ

 

〜カード解説〜

 

サーバントF

 

 めくってよし、出してよし、効果は時々考えろ。

 夢限キーと合わせると14000になるため、真空斬撃や2体立てると血晶照射などを耐えてくれます。ピルルクはシャハラザの前にこいつ立ててるとめっちゃ苦しそうにしてくれます。よっぽどのことがない限り4だと思います。

 

円卓の予言 マーリン

 前からずーといってるんですが、黒軸で、特にアルフォウキーを入れるなら必須のカードです。ちなみに納得されたことがないので必須であると僕が考える理由を今から書いていきます。

 

マーリンのここが強い!

 

その1 手札を使わず点要求!

 このデッキにおいて後半で手札を増やす方法って実はピルルクキー、フラクタルケージ、サーバントFのサーチ、あとLBくらいしかないんですよね。LBがめくれて攻め札が消えないならいいんですが、たまにありますよね、LBがめくれない試合。そういう時にただなすすべなく呆然と立ち尽くして負けるのは嫌ですよね。だから入れてます。フルパンにも強くなるし、手札を削ってくるピルルクにはデッキトップから勝負するにも限界がありますし、入れておいて損はないはずです。

 

その2 アルフォウキー、ツナワタと相性バッチリ!

 

 ツナワタだけだと1体2000にして、アルフォウキーで焼いて1面要求のところをこのカードは2面要求にしてくれる可能性を秘めています。

 使い方は簡単。トラッシュ24枚を構えてツナワタを出し、マーリン蘇生、アルフォウキー効果を使うと簡単2面要求できます。このデッキは相手のレベル4の処理に手こずることが多く、アタックトリガーの枚数も限られているのでこういった絡め手を入れておいたほうがいいです。ちなみにトラッシュ12枚からハンプティダンプティでレベル4をバニッシュできるラインまで伸びるので覚えておくといいでしょう。

 

 

その3. 手札にある必要がない!

 

 これはその1と少しかぶり気味ではあるのですが、かなり大事なことなので別にさせてもらいました。偶数夢限は序盤からアルババやピアノセンの効果でどんどんデッキをトラッシュにおいていきます。その際、サーバントFやヤミガネが落ちることが多々あります。サーバントFはともかくヤミガネは回収できないのでしばらくお別れです。しかしマーリンが落ちた場合のみ状況が違い、こいつはトラッシュにいても点要求に絡んできます。マーリンなしだとアタックトリガー全落下で即負けにつながることもあるので、マーリンの存在はかなり大事だと思っています。

 

 以上の理由より、多分サーバントFの次に強いです。1枚か2枚、どう入れるのが正解かはわかりませんが0だけはないと思います。

 

超罠 ヤミガネ

 シャハラザ、オワンクラゲ等相手のシステムシグニの除去をしたりジュラシックオーバーランに対応したりするために入れてます。まぁ単純にアタックトリガーとしても強いので引いたら使っちゃいましょう。

 

中罠 ハンプティダンプティ

 

 レトリック前までは相手のレベル2をコピーした時に達成するには1面開ける必要がありましたが、今はムゲンおかげで解決しました。序盤中盤あたりで活躍してくれるので引けるように神に祈っておきましょう。アルババで触れるのでトラッシュには必ず落としておくことオススメ(3敗)。

 

中罠 ツナワタ

 

 アルフォウキーのために基本的にはつかいます、マーリンとも相性がいいのでゲーム中一番腐らない札だと思います。

 

中罠 アルババ

 

 過信は禁物ですが、序盤に火力を増やせる可能性があるので採用、このデッキ唯一のパワー5000なので意外と重宝します。当たらないと思って場に出した方が精神衛生上いいと思います。

 

中罠 ピアノセン

 

 割愛。結構イラスト好き。

 

ムゲン

 

 偶数で1ターン目に3面埋められるので4。先述したハンプティとも相性がいい。可愛い。

 

サーバント 12枚

 

 ここはめちゃくちゃ悩みましたがとりあえず12枚未満はないと思います。Fのコスト、毎ターンのガード、1ターン目に確定で2枚出すことを考えるとこれ以上削れませんでした。レベル配分に関してですが、Q2は夢限キーと合わせれば12000になるのに対しD系はレベル2帯が厚いこのデッキではよっぽどのことがない限りお役御免になることが多かったので却下、残りはo系10枚を採用しました。偶数鯖を採用する余地も当然ありましたが10枚です。

 

 理由は2つ、まず1つに後手1で殴れないことを嫌ったから。レベル1サーバントを減らしすぎるとムゲンでは序盤にアタックできないので引けなかった時に1点、もしくはそれ以上損してしまう可能性があります。とりあえずこれだけは避けたかったので10です。

 もう1つはミラー意識です。ミラーでは5ターンムゲンとレベル1のみで戦わなければなりません、そのためレベル1を厚くしていた方が基本的に有利にゲームを運ぶことができます。じゃあQ2のところもo2にしろよって話ですが、なんどもフリーを重ねてこの枚数に至ったので許してください。

 

 

 夢限

 ウェディングが一番可愛い

 

無限-P-

 ずっとプロデューサーって読んでた

 

無限-E-

 ブス。

 

ママMODE❤️Love

 コイン1で使えて、エクシードを使わないキーで唯一の2面防御、割と必須

 

コードピルルク KEY

 ハッピーファイブ吐き切らずにグロウするのでエクシードを分けられるこいつが現状最適解。

 

始まりのルリグ 無限の鍵

 基本的に最初に貼って盤面固めます。サーバントFの攻撃力キープのためにできるだけ最後まで持っておきましょう。

 

時雨の調 ゆきめ

 ハンプティサーチしてきてムゲンの前バウンスが個人的に最大パワーだと思います。サーバント持って来られるのも嬉しい。たまに相手のキー消すこともあるから覚えておきましょう。

 

憂慮の花嫁 アルフォウ

 3枚目か2枚目に貼りがち。アルババとかで積極的にトラッシュ貯めないと意外とたまらなかったりする。

 

タクティカル・バニッシュ

 1日1回テキスト確認をされるカード。1体に3000マイナスをするだけなんですが、これで最初の1点を守り、本来取れるはずなのなかった1点を取ることで実質2点分ずらすことができます。これにより相手のダブルクラッシュ等がなければ後半のドントムーブなどと同じ役割をしてくれるため採用しています。とはいえ、普通のデッキなら無難にドンムを入れたほうが強いので、後半の点要求が厳しい夢限にのみ許されたカードと言えるでしょう。

 

セレクト・ハッピーファイブ

 全部のモード使います。アタック不可効果はもちろん、追加効果消去は優羽莉やエルドラに、回収効果はリソースを取ってくる相手に使います。最後の除外効果に関してはピルルクのアナスタシアやシャハラザを飛ばしたりすると効果を発揮します。ちなみに、蟹の武勇を除外すると試合を有利に運ばたり運べなかったりするらしいです、しなくてもボコれますが。

 

フラクタルケージ

 必須。シグニゾーンを消すのでユヅキのマレガビ、タマのアークゲインを阻害します。ユキに至ってはシグニゾーンが消えるのめちゃくちゃ面白いです。ピルルクキーで自分のターンに切ってもいいし、受けに使っても2面防御になるので激アツ。

 

 

4.終わりに。

 本当は立ち回り編も書くつもりだったんですが、めちゃくちゃ長くなってしまいそうな気がしたのでこの辺で切っておきます。キーセレはここから3ヶ月くらいプール増えないっぽいのでオールスターに流れ持っていかれそうですが、僕はウィクロスが盛り上がってくれるか、僕が勝てればなんでもいいです。

 

 

質問があればツイッターのshiro_mokemokeに突撃してあげてください、喜びます。

提出物が終わらない

 あけましておめでとうございます、シロネコです。本当は年末にあげるつもりだったんですが、だらだら遊んでたらいつのまにか年が明け、正月が過ぎ、学校が始まってました…。

 

おかしい…何かあったに違いない…。

 

 そういうわけなので(???)、今回は新弾後リメンバの考察とともにウィクロスカップ東京の環境をざっくり振り返って行こうかなと思います。

 

 

1.現状のリメンバ

 レトリックでエフエックスという強力なカードをもらったリメンバには、現在大きく分けて2タイプ存在しているとぼくは考えています。

 

 まず一つ目は、キーセレではリメンバの代名詞とも言える「ハンデス」を多用するタイプ。こちらは以前軽く解説した通り、従来のピルルクキーやホロスチャートを絡めつつ、エフエックスの火力を生かし盤面での点数を取っていく形になります。

 そして二つ目は、バブリーを使って防御面数を稼ぎながらビートしていくタイプ。こっちはようやく他のルリグと同等の攻撃力を得たリメンバが、圧倒的なLBの強さと面要求可能なシグニの多さを生かし攻めていく形となっています。

 

2.環境での立ち位置

 大きな強化を受けたリメンバですが、当然ながら他のルリグも強化をもらっています。他の強化を確認しないと対策のしようがないので、とりあえず他のルリグの強化点を見ていくとしましょう。

 

ユキ

 ウィクロスカップ東京でトップシェアを誇ったルリグ。ぼくもぶっちゃけ新しく組むならユキだなぁと思います。蟹キーと相性のいいデンドロ、サイサなどが増えたことで、今まで不足しがちだった攻撃力が上がりました。さらに蟹キーのおかげでどんな雑魚シグニでも要求面になるのがいいですね。あとイジュがとっても強いです、素敵。

 どうでもいい話ですがトップシェアだったのに優勝0はびっくりしました。某プレイヤーによるとみんなまだ開花タイミングなどがあまりわかっていないらしいです、頑張ってください。

 

ユヅキ 

 ウィクロスカップ東京シェア率2位のえっちルリグ。元々アタックトリガー主体のデッキで、実はダメージをとるのに意外と面倒な手順を踏んでいたのですが、今回の強化のオワンクラゲ、ティロス、コノハケロで手札リソースの供給と安定した攻めを獲得しています。また、アーツパワーの高い獣軍邁進の登場で、ハンデスとメインフェイズに面を開けてくる相手にとても強くなりました。オワンクラゲオワンクラゲは回収できないから気をつけるんだぞ。

 

タマ

 ウカップシェア3位。若干ワイルズ組に押されがちではありますが、それでも前環境の王の威厳を保っています。どこまでいってもやはりプリキャス&イノセンスボンバーが強すぎて無理なルリグはなすすべなく死んでいきます、可哀想な夢限ちゃん…。

 新弾の強化はブリキロボ。まぁ可もなく不可もないようなカードって感じです。ルリグデッキにマユの選択肢が加わりましたが、今まで有利だった相手がより簡単に死ぬようになっただけなのでぼくは全く信用して無いです。他のルリグに比べると強化が乏しいのでもう少し減るかな〜と思ってたんですがやっぱ人気なんすねぇ…。

 

エルドラ

 4位。他のルリグと比べて秀でている点はなんといっても防御手段の広さでしょうか。ダウン、デッキバウンスをアーツで確保してキーでバニッシュ効果を取れば相手の耐性効果をあまり苦にすること無く戦うことができます。さらにエルドラ側はラズベリーによる耐性付与で相手の防御を絞ってきますので相手にしていて非常に面倒です。

 強化点はメインデッキにミントやBCPICが加わったことでアサシンによる攻撃力の増加+1ターンに2枚以上のアクセが可能となりました。ルリグデッキにはジャイアントキリングが入り、デッキの中のサーバントを減らせるようになったため、メインのパワー底上げにも一役買っています。

 

優羽莉

 4位タイ。血晶武装のルリグ耐性アカズキンが毎ターン突撃してきて非常に困ります。アルティメットレイドは防御手段を諸々貫通して突撃されるので無理なデッキは即死してしまいます。手札リソースに若干の課題を抱えてる印象があります。

 新弾の強化でアンゴルモアが加入しました。スペルに関連した効果が多く、使うとなると従来の優羽莉の戦い方とは全く違うものになると思います。照射とルリグが非常に可愛い。

 

この他にもピルルク、リル、グズ子がいて、ちょっと下がってリメンバ、夢限、緑子といった感じでした。

 

 さて、ここから上記のルリグと先述した2タイプのリメンバの相性について触れていきたいと思います。

 

vsユキ

 このマッチアップはハンデス型の方がいいです。理由は単純でユキは蟹キーで上から降ってくる弱い札を強力なシグニに変えますが、使えるのはターンに1回。ハンデスが決まれば他のシグニは弱いことがほとんどなので手札を取りきれない序盤〜中盤の攻撃をしのげば多分勝てます。

 反対にビート型だとバブリーに使うエナがバウンス等で絞られているのでこちらのエナが先に枯渇して負けます、かなしい。

 

vsユヅキ

 この対面は割と難しいですがおそらくビート型の方が五分、ハンデス型は微不利くらいで考えています。エナは貯まるのでバブリーの起動コストは十分確保できるはずですし、攻撃の手を緩めさえしなければ防御数は足りると思います。2タイプともエフエックスに頼るのでジュラシックオーバーランがめちゃくちゃ重いですが、ハンデスしないビート型の方がまだ致命傷で済んでる感があります。

 

vsタマ

 どちらでもいいですがまぁハンデス型の方が取りやすいと思います。最初の4ターン目でしっかりハンデスを決めて、その後に出てくるサンポケサイクルをしっかり盤面にロックしておけば勝てます。ビート型の場合は相手のリソースへの意識よりは自分のリソースへの意識をしたほうがいいです、何だかんだバウンスがウザいので。

 

vsエルドラ

 序盤のブルーワイハ+ラムレーズンがマジで重いです。リメンバのシグニはパワーが低いので一生殴られます、辛いです。ただ、相手もハンデス耐性がそこまであるわけではないのでしっかりハンデスを刻んでいけば勝てると思います。ビート型は盾キープが必須なので何らかの対策が必要です。

 

vs優羽莉

 不利過ぎてウケwとかヘラヘラしてますが事態は深刻で、ビート型は無理対面です。盾の強いLBで受けようにもアカズキンがチンパンプレイしてきて抹殺されます。勝つならまぁハンデス型になりますが、アカズキン落下してきてアルティメットレイドが鬼キツイのでこっちでも不利対面かなと思います。五光でリソース回復されるのも痛いです。全部痛いですね、ボロボロです。

 

 これに加えて、ハンデス軸ではピルルクがきつかったり、リルが重かったりしますが、基本的には勝つチャンスはあると思います。

 

 とりあえずぼくの所感はこんな感じです。ここから自分の周りの環境に合わせたデッキ選びをしていけばいいかなと思います。

 

3.サンプルレシピ

 上記の点を考えつつざっくり組んでみました、まずはハンデス軸から

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 中途半端が一番クソなのでとにかくハンデスに寄せています。基本的な立ち回りはエフエックスを達成しながらホームズで圧力をかけていくみたいな感じになってます。オワンクラゲとかメレドール踏むだけで割と崩壊する相手依存なところもあるので日々の祈祷を怠らないようにしましょう。

 

 続いてビート軸

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 ママキーと流転で雑に防御面数を稼ぎつつ攻められるようにしました。アーツのコストをギリギリまで下げておくことでバブリーの発動エナを確保しているといった感じ。アルキメスはだいたい埋まってしまうのでエフエックスの枚数管理にはくれぐれも気をつけましょう、攻められなくて爆発します。キーにリメンバを選択したのは序盤からのマグナス役割補助と、前述したブルーワイハを凍結させる役割を同時にになってくれるからです。

 内容を変えるのであればリソキタを増やしたり、アーツをドントムーブ→ドントラッシュにするなどがあります。

 

4.まとめ

 ここまで書いておいてこれを言うのもどうかと思ったんですが、ぶっちゃけリメンバは向かい風です。環境を読み切ればマッチング次第で勝てます(それはそう)が、ユキにはハンデス軸、ユヅキにはビート軸を当てなければならないのにその二つがトップシェアな現状ではリメンバを使うのはなかなか難しいです。とはいえ、勝つためのパワーがないかというとそうでもないので、考える価値はあるんじゃないかなとも思っています。リメンバ使いの方々は是非脳みそ使って頑張ってもらえたらいいなぁと思います。

 

 

 

 

 

 P.S 彼女募集中です。ウィクロスカップ優勝しました。

1枚ずつ解説してもキリないから1枚だけするわ。

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こんにちは、シロネコです。だらだらブログ続けてたらどうやら20本目らしいです、めでたい。

 ブログといえば、最近よくいろんな方がブログ始めてるのを見かけますね、みんなが自分はこう思ってるよ〜とか、こう考えてるんだ!みたいなものを発信することはコンテンツの盛り上がりにも関わってくると思うのですごくいいと思います。情報交換がされないカードゲームはもれなく死んでいきますからね…(シロネコ調べ)

 さて、ウィクロス待望の新弾「レトリック」が発売されました!「全ルリグ強化」に若干名踊らされた方々をTLで見かけた気がしますが、冷静にエルドラ等の新ルリグ4種の強化が終了してないのでこうなることはなんとなく察しはついてました…。翠子の強化がちょっとしょっぱいことを除けば、今までのパワーを考えるとかなり均等な配分だったのではないでしょうか?(個人の感想です)

 まぁ緑子はゆきめキーと一緒にオールスターに返り咲いてください、期待してます、対面には来ないでください。

 

 ではそろそろ本題に入りますが、今回は「レトリック」でいい感じの強化をもらった「リメンバ」の「来月から使える」レシピの紹介をします。なぜ来月からのレシピかというと、某某亭で某某ほもんさんがリメンバの記事を書いていて完全にネタ被りなのと、ぼく自身が忘年会等でカードにお金を回している余裕がなく、来月以降の構築しか考えてないからです、悲しい。

 

早速カードの紹介から。

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はい、エフエックスですね。リメンバ欲しがってたもん全部担いで来てくれました、すごい。

 まずは出現時効果、手札を2枚引いて下に突っ込む「ショクエン」の効果と相手のシグニを凍結する「ビーカー」の効果を同時に持ってます。今までは相手が無凍結状態の時に「ホロスチャート」の達成を狙うにはリメンバキー又はピルルクキー効果+イノディorブルージャミングを使わなければいけなかったんですが、キー効果とエフエックスだけで達成できるようになりました。くわえて、山を積み込むカードが増えてくれたのがとても嬉しいです。「ホームズ」は相手の凍結シグニ依存だし、「クラファン」は不確定でしたからね。

 そして、「ワトソン」を彷彿とさせる起動効果により周りのルリグと遜色ない攻撃力を獲得したといえます。中でも大きいのが「2面」開けられるということですね。レベル3の要求面を作るには現状「ワトソン」しかいなかったので簡単に下級の面でも点を取れるようになりましたし、ホロスチャートでも面要求できるパターンが作れるようになりました。

 最後にLB効果も非常に強力で、序盤にめくれば「マグヌス」で攻められるうえ、中盤からは「ホロスチャート」効果や「アルキメス」のアタック時バニッシュなどをサポートしてくれます。

 以上より、エフエックスの(ライフ)バーストは非常に強力なので、発動したときはf:id:elichika18:20181220170657j:image

と、対面に叫んでやりましょう(怒られた時の責任は負いません)。

ここまでをまとめると、エフエックスのレベル査定は

 

2(ビーカー)+2(ショクエン)+3(ワトソン)×2+3000コスト(ガンダムAGE FX)=3010 

 

という感じになりますね、これがレベル4として使えるのですから、みなさんにもその強さがわかっていただけたかと思います。

 

 

さて、ここいらでデッキレシピ&カード解説を…と思ったんですが、疲れたのでデッキレシピだけ置いて帰ります。大丈夫です、見ればわかります。

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ピルキー使ったらハッピーファイブで使います、ドントラッシュはホロスチャートサポートです、以上!

 

リメンバが弱い時代は終わった!エフエックスを使って勝ちましょう!f:id:elichika18:20181220173359j:image

 

 

爆速ピルルク

君たちがこれを読んでいるということは、ぼくはきっと、もう優勝しているということだろう…。

 

こんにちは、シロネコです。今回はキーセレのパワーを借りたピルルクAPEXを使ってきた話になります。どんな形でもよかったんですが、とりあえずどこかで優勝したらブログとして出そうと思ってたので、正直こんなにも早く出せるとは思いませんでした…チームメイト様様ですね。とりあえず構築の話からいきます。

 

1.悪魔軸か電機軸か

 まぁぼくのやつはそもそも○○軸というにはおこがましいレベルなのですが、初期の構想ではゴリゴリの悪魔軸でした。どのくらいゴリゴリかというと、バアル、ルチーフェロ、ルシファル、カガミ、クロケルを入れて、リソース確保をしながら序盤のクロックを極限まで引き上げる、という感じでした。しかしながら、APEXには防御のためのスペルの投入が必要なので、ルチルシまで枠が割けませんでした。その結果、各種スペルと相性がよく、メインカラーであるクロケル、カガミだけが残りました、かなしい。

 そんなことはさておき、何故電機軸にせず、悪魔軸にしたかという点についてですが…本音は「みんな思いついて使うだろうから」です。普通の電機軸で勝っても面白くないかなと思ったからですね。とはいえ、そういうことを言うと舐めプで勝ったみたいな感じになって僕がBM(bad manner)プレイヤーに認定されてしまいそうなので、ちゃんと説明します。

 まず、電機軸の強さは言わずもがな、ALCAに集約されています。青と黒のシグニになんでも触れるので、ヘルボ、イカ、mppはもちろん、状況に応じて黒カメラなどを釣ってきて相手の行動を制限することができます。安定感をとるならこちらかなぁと思います。

 続いて今回の僕が使った悪魔軸の強みとして挙げられるのは、やはり「今までのピルルクにはない速さ」だと思います。現在の環境のデッキ傾向を考えていくと、以下のような2種に分けることができました。

 

速いデッキ→タマや輪廻グズ子といった防御を少々残しつつ4〜5ターン目に受けの効きにくい攻撃を仕掛けてくるデッキ

 

遅いデッキ→紡ぐやエルドラといった速いデッキに対し、アーツ枠を割いて対処し、詰めをルリグそのものの耐久力で勝っていくデッキ

 

 上記のデッキ勝つためには、単純に高い防御力で上回るか、全てをかいくぐって先に倒すかという条件のどちらかが必要となります。しかし、現状の電機APEXはお世辞にも防御力に自信があるとも言えず、攻撃力は従来のピルルクと大差ないので、言い方は悪いですがALCAの小回りが利くだけのデッキになってしまっています。そこで、悪魔の力を使うことで序盤のクロックを早め、速攻系デッキにはアーツで1回かわして4ターン前後で、耐久系デッキには少なくなった盾をmpp+レベル5メタシグニで削って勝ちに行くようなかなり速い展開を作ることにしました。

 以上の理由から安定感を捨てて序盤の攻撃力をとり、後半のメタシグニの活躍に全てをかける構築で今回はやってみました。

 

2.デッキレシピ&カード解説

 そんなこんなで出来上がったのがこちら

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メインデッキ

 

サーバント ∞ 2

ヘルボロス 2

ダイホウイカ 3

M・P・P 2

エルゼ 1

メイジ1

エンドスラッシュ 1

カガミ 3

FREEZE 1

クロケル4

 

THREE OUT 2

FLASH 2

PICK UP 1

リバイブ・フレア 1

MIRROR 1

DEVIL SEAL 1

ヤゴ 4

オライト 1

サーバントQ2 2

サーバントT2 1

サーバントo2 4

 

ルリグデッキ

 

ピルルク

アロスピルルク MONO

ピルルクπ

アロスピルルク γ

アロスピルルク TETRA

ピルルク APEX

アンチ・アビリティ 

ドント・アクト 

ドント・エスケープ

アイスフレイム・シュート

 

カード解説

 

サーバント ∞

紡ぐ者、ドーナ、エルドラに対して出していきます。ジルコニウムやメイジを使うルリグが増えてきたので、トラッシュ宣言するだけで擬似ヘルボロスになることもあるので必須級の一枚です。ラアーに吹き飛ばされる点には注意。

 

カガミ&クロケル

手札を捨てるとマイナス修正をかけられるキーセレシリーズの子たち。今回はヤゴ、スリーアウト、Flash、に反応します。またアイスフレイムシュートを序盤に撃つことがあるのですが、その際にカガミ&クロケルが盤面にいると防御面数が増えることがあります、とにかく便利です。

 

エンドスラッシュ

 ノーザンの耐性や蟹キーグスクルをすり抜けます。必要ないと感じたらアイスフィンガーでもいいと思います、あくまでピンポイント採用という感じ。

 

オライト

 最初は西木野真姫…もといドラグノフが入っていたのですが、サーバント∞やヘルボロスと一緒に立てられて、かつ強い赤シンボルを採用したかったのでこちらに。MPPと一緒に立てるとバニッシュ耐性アサシンが完成することも。

 

 

DEVIL SEAL

 エナチャ札。crystal seal欲しいなぁ…100年に一度くらいハンデス効果使ったりするので入れておいて損はないです。

 

3.入れたかったカードたち

 

PRECIOUS

 Flashが2枚入ってるので、うまいことがめてAPEX起動でPRECIOUS撃つと3面防御しながら手札増やせます、実質ドントアクトですね。今回は序盤に撃ちやすいスリーアウトを採用しました。

 

アイスフィンガー

 前述した通り、枠的にエンドスラッシュと選択になると思います。エンドスラッシュはメタ的な要素を含んでいる代わりに重いのでこっちの方が使いやすいです。蟹キー蟹が意外と重かったので次は防御でアイスフィンガー+自ターンにスペルで3面開けしてもいいかなぁと思いました。

 

リンゼ

白枠で何枚か入れたかったのですが、攻めに起用しづらいのでエルゼを優先しました。また、レベル2ルリグのリミットが4なので出せる場面も少ないかなという判断で今回は入れませんでした。

 

黒カメラ

 ロングゲームを想定していなかったのでコントロール向きである黒カメラは不採用にしました。しかし、黒蟹にヘルボロス宣言されると、リバイブフレアが紙屑になることに試合中気づいたので、枠を取ってもいいかなぁと思い始めました。

 

4.終わりに

 対人戦5回くらいで持って行ったので、少し調整不足だった感が否めませんでしたが、まぁ勝てたので良しとしましょうといった感じ。APEXは防御回数はともかく、投入できるシグニ、防御手段が多彩で、自由度が高いと言えます。それゆえに、適当に構築するとデッキパワーを発揮しにくい性質があります。僕も勝ち越しはしたものの、個人成績は満足のいくものではなかったですし、やっぱり対人って大事なんだなと思わされました。

 

気になることがあれば質問箱にでも叩き込んでおいてください。

 

以上!

 

未来を見据える者

 こんにちは、クソデッキソムリエです。最近はポケカばかりやっていますが、なんだかんだウィクロスも楽しんでます。さて、ワイルズ発売でキーセレクションに4ルリグが登場し、また盛り上がりを見せているように思えます。今回の追加ルリグは(僕の周りでは)なかなか人気のあるルリグなので、みんな新しいデッキを組んでいる印象があります。僕のイチオシはレベル4ルリグを村上ゆいち先生が描いている<優羽莉>ですね、めちゃくちゃ可愛くて大変すこれます。

 

 さて、新弾の話はさておき、そろそろ本題に入っていきましょう。今回はこちらのルリグを紹介します。

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はい、リメンバですね。新ルリグじゃないんかーいという話はさておき、なぜリメンバを使おうと思ったかなどの話からしていこうかなと思います。

 

1.使用理由

 ぶっちゃけると「家に落ちてたから」です。以前はキーセレでタマを使ってたんですが、ポケカをやりすぎて、ウィクロスに触る機会も減っていました。そのため、一度タマにお別れを告げることにしました(彼女はウルトラシャイニーになりました)。しばらくしてウィクロスのモチベが戻ってきたので、大型の予定を調べていたら、全体的にキーセレへと移行する波が来ていたことを知り、仕方なく前にパーツを集めていたリメンバを使おうという流れになりました。

 くわえて、ツイッターを眺めていると、「リメンバはカス」「弱い」「強化はよ」といったツイートが散見されたので、もしかしてこれで勝ったら自己承認欲求が満たされるのでは…?と思い使うことを決めました。

 

2.リメンバって何が強いの?

 リメンバの弱さについてはバーチャルメガネことてらたかさんが沢山書き連ねているようなので、ここでは強さを前面に押し出して書いていきます。とはいえ、リメンバの強さはたった一つで「キーセレ随一のローコストハンデス」です。はじめに登場したホロスチャートは出現しただけで1ハンデスできますし、ホームズは殴っただけで2ハンデスできます。さらに、盤面の凍結も絡めて実質的なリソース奪取も可能と、とにかく「相手の攻撃を緩めること」に全力を注ぐデッキというのが僕の中の認識です。

 おそらく、今までリメンバが弱いという評価が下っていた理由は、この点をはき違えて、タマやリルのような絶大な攻撃力がなく、防御を雑にしてしまっていたからではないだろうか?と考えています。いいんですよ、タマやリルが8ターンで勝負を決めるなら、10ターンでも何ターンでも耐えて耐えて、それから勝てば。

 

3.デッキレシピ

 さて、前述した「リソース奪取」を主軸に構築したリメンバがこちら。

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レシピ(略称あり)

アルキメス4

ホームズ2

ヨグ・バナナン2

リソキタ3

エンゲル4

サーバントD4 2

サーバントo4 3

 

ホロスチャート4

マグナス4

クラファン4

サーバントo2 3

焚発する知識1

frozen finger 4

 

リメンバ0〜4

生生流転

ドントムーブ

ブルージャミング

イレイズルフラン

リメンバキー

 

3.カード解説

 

最英の探偵 ホームズ

 アタックするだけで2ハンデスもできるスーパーシグニです。基本的には4ターン目にリメンバの出現時と合わせてデッキ下に3枚仕込んで達成を狙っていきます。構築的にレベルを散らしているので、試合開始から意識すれば必ず達成できます。おそらく1〜3ターン目のいずれかでクラファンを出しているはずなので、そこで見たカードと合わせて仕込むと運が絡むこともなく達成できると思います。下に送る枚数を調整したいときは、先にホロスチャートでハンデスしてから、FROZEN FINGERのバニッシュモードを使うと凍結面数が減るのでおススメです。

 

空英の仮定 リソキタ

 リメンバデッキのマスコットキャラクターです。とっても可愛いなぁ…というのは冗談で、このデッキには重要なレベル3枠で、リメンバキーと合わせると3ターン目からドローが可能だったり、単純に凍結面を増やせるのでマグナス、アルキメスと相性バッチリ。あとLBが強くていいですね。

 

忘念の巫女 リメンバ(リメンバキー)

 一見ピルルクキーより弱そうに見えますが、エンドフェイズ凍結がとにかく噛み合っています。まず、ピルルクキーとは違い、序盤から凍結できるため、マグナスの運用がとても楽になります。前述した通り、リメンバはゲーム中ハンデスと凍結のことしか考えてないので点はやれることが少ない序盤にとっておくほうがいいです。リソース奪取というテーマを主軸に置いている以上、ピルルクキーもいいと思うのですが、ホームズやホロスチャートで十分だと判断し、今回はリメンバキーを採用しています。

 

ブルージャミング

 イノセントディフェンスと最後まで悩みましたが、タマ意識の採用です。相手のイノセンス発動に対して、ドントムーブ+ブルージャミングの5エナで守っていきます。イノセントディフェンスがあと1コスト軽かったら採用してました(それはそう)。

 さらに、ブルージャミングを発動で1体凍結、リメンバキー効果で1体凍結によりホロスチャートの効果を達成できるので、ホロスチャートさえ手札に溜め込んでおけば、大量ハンデスを狙えます。イノセントディフェンスだと回収も合わせて確定2ハンデスを狙えるので、エナが気にならなければイノセントディフェンスの方がいいと思います。

 

イレイズルフラン

 ダウン以外の防御手段として採用。タマの攻撃を1ターンとめたり、アルティメットレイド、バーニングなどをとめられるので現状は必須なのかな?と感じました。直接白シンボルを採用していないのは、カーニバル相手は4ターン目しか有効活用できるタイミングがないことと、タマのイノセンスには前述した方法で対応しようと決めていたからです。

 

 

4.終わりに

 僕はキーセレクションにおけるルリグの差は相性こそあれど、そこまでないと思っています。だからこそ、使う人が諦めなければ必ずどのルリグにもチャンスはあると思うので、好きなルリグで頑張ってみてもいいんじゃないかなと感じました。次は夢幻でも組んでみようかなと思います。

 

質問等あれば適当に質問箱に叩き込んでおいてください。

 

それでは!

もしかして…私のオポ、低すぎ!?

 どうもこんにちは、モブ(シロネコ)です。徐々に肌寒くなってきましたね。そんな中、みなさんはよきウィクロスライフを送っていると思います。僕も今ウィクロスをしに名古屋に向かいながらこれを書いているところです。ところがどっこい、今回はウィクロスの話は一切出てきません。そのため、(そんな人がいるかどうかはわかりませんが)僕のデッキ紹介記事を楽しみにして見にきてくださった方はここでお別れになりそうです…(よかったら読んでね…)。

 

 というわけで、今回はこちらのカードゲーム

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ポキモンカァドゲィム(ねっとり)の大会(チャンピオンズリーグin東京)レポになります。なんで急に?って感じですが、始めて3週間にしては結構いい感じの結果を出せて楽しかったからです。要は自慢です、すげーだろ。

 

その1.デッキ選択

 正直、この段階では初めての大会だったため、楽しければなんでもいいかなぁと考えていました。しかし、カードゲームは勝負の世界。勝たなきゃおもんないっしょ!ということで、ない頭を振り絞ってデッキを作りました。

 まず、自分が勝つためにはどの要素に頼ればいいということを考えました。カードゲームは大きく「構築」「プレイング」「運」の3要素に分かれていることは『古事記』にも載っているので皆さんご存知かと思います。この3要素を考えながらカードゲームはやるのですが、今回初心者の僕がとった作戦は

 

「†運一極集中†」プラン

 

です。そもそも他のゲームでも平々凡々のプレイヤーが3週間で美しい構築を作れるわけがないし、プレイの向上も対戦相手、対戦機会がそこまで多くないため期待はしづらい…。こうなってくるともう答えは一つ、自分の「腕」を信じるしかねぇってわけですよ。

 そういうわけでポケカのプールを調べつつデッキを探していると、今回のプラン(ただの運頼み)にぴったりのデッキが降ってきました、それがこちら

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はい、ズガドーンです。実はポケモンカードのほのおタイプに共通してるんですが、コスパが悪い代わりに火力が高く、回った時の雑に勝てる感は本当に"生きてる"って思えます。それに加え、ズガドーンウルトラビーストなのでビーストリング、ウルトラスペースといったサポートが完備されてるため、あまり構築に差が出ないと思い、現状の僕にぴったりだ!と考え使うことにしました。ウルトラビーストに対するメタカードのジュカインにもタイプで有利取れてるのがいいですよね、好き。

 申し訳程度にデッキレシピと動きをf:id:elichika18:20180928142923j:image

試合の流れ

1.都合よくじゃんけんに勝ちます

2.都合よく後ろにベベノムを撒き、カキを発射します

3.都合よくリーリエかシロナを引きます

4.勝ちます。

 

まぁトーシロのデッキ説明ほどしょーもないものはないんでね、こんくらいにしときましょう。

 

その2.本番当日

 当日を迎えた僕ですが、大会二日前に公認大会で0-5決めて、不安を通り越して変な感じになってました。ちなみに一緒に行ったポケカ同じくらいに始めたアホ(以下Aくん)は「いやー、動画卓呼ばれるからドキドキだよ」って言いながら前日の夜にオタクスリーブから無地スリーブに替えてました、メンタルだけは一丁前って感じですね。とはいえ、そこまでは行かずともイベントを楽しもうくらいの気持ちで試合に臨むことにしました。

 

1回戦目 ロストマーチ 後 ×

あ  ほ  く  さ

 クッソぶん回られてヌケニン欲張りムーブまで決められました。体感通常構築で4:6か5:5くらいの印象だったのでヌケニンは全然無理でした。

 

2回戦目 bye

 諦めんなよ!おい!オポが!オポが下がるだろ!!!うおおおおおお!

 

 

 

 

 

まぁ勝ったからええか。

 

3回戦目 ソルキュウ 後 ○

 もー全然じゃんけん勝てない、運負けか?と思ってたら優利対面+相手が事故ったのでなんかなぁなぁな感じで終わりました。バーストGX、ロコン焼却、ソルガレオ焼却、ソルガレオ焼却で勝ちました。鋼鉄のフライパンも入ってなかったので弱点消えるソルガレオ優先的に倒すと弱点突けるので楽ですね。

 

4回戦目 ジュカインジュナイパーメガニウム 後 ○

 またまた優利対面(じゃんけんは勝てない)でツイてるなぁといったところ。とはいえネイチャーパワーが普通に重いのでエンニュートを後ろで育てながらネイチャーパワーの上からエンニュートで叩いて勝ちました。途中シロナで炎エネを6枚引いて心停止しましたがなんとかなりました、危ないね。

 

5回戦目 コケコ&ケッキング 後 ○

 こいつ、いつじゃんけん勝つんだ…。

 まずナマケロが降臨して心停止しました。相手が何をするかわからない時が一番怖いですからね。ゲームを進めて行くとどうやらケッキングの特性で相手の特性を消しビートをしていくというデッキだったらしくアーゴヨンのテキストが消えてめっちゃ焦りました。めっちゃ焦ったものの、俺にはビーストリングがある!って言いながら3枚ぶん投げて片っ端からケッキング破壊していったら勝てました。やっぱりアメ使う系は場持ちがいいものを使いたいですよね、リカバリーがしんどいですし。

 

6回戦目 ミラー 先 ○

 

 一番勝たなきゃいけないとこでじゃんけん勝てました、この日は持ってましたね。

 お互いズガドーンオープンからスタート、カキは持っていませんでしたがハイパーボールがあったのでテテフ→カキでターンを返しました。この時、手札にはリーリエもシロナもいなかったのでよくよく考えてみると意味わからないプレイではあるのですが、おそらく引けるだろうと調子に乗っていたんでしょうね。ちなみに、次のターンにズガドーンを焼却してサイドからリーリエをめくりました、このゲーム簡単か?そんな上振れもあり、完全に先手の1〜1.5手分くらいの差で勝てました。

 なお、ここで「動画卓呼ばれるわw」と言っていたAくんは3-3のドロップをしていました、面白いですね。

 

7戦目 ゾロアークGX 〜メタポケモンを添えて〜 後 ×

 

 オープンしたらシンボラーGXがご開帳して椅子から転げ落ちました。ズガドーンはバーストGX→シンボラーと相打ちをすることでサイドを3:2交換できるのでそこまで悪くないのですがドロソが引けない間にベベノムとかめっちゃボコられました。ズルすぎる…。まぁ6回戦目でズルみたいなことしたので神は平等なんですねやはり。

 

8回戦目 ゾロアークGX&マニューラ 先 ○

 とにかくテテフを立てるとアーゴヨン2体分で特性3体+ハチマキでマニューラズガドーンがしばかれてしまうので、そこだけ気をつけて立ち回りました。相手の動きもかなり綺麗に決まっていてめちゃくちゃ不安だったんですが、最後にカキで大量の火力を揃えて勝ちました。やっぱりゾロアーク強いですね…。

 

終戦 アローラナッシー 後 ○

 結果を残したジュプトル型ではなくゼブライカを用いた早駆けタイプでした。ぶん回されてめちゃくちゃにされましたが、後手1バーストGX+ラランテスサイド落ちもあり、最後のエンニュートGXの体力が10残るミラクルが起き、勝つことができました。

 

そんなこんなで7-2でフィニッシュ!こんだけ頑張ったんだからエスケープボードくらいはもらえるなぁと思いながら順位を待っていました。そしてしばらくして順位発表!気になる順位は…

 

79位

 

…は?79位…?こんなに頑張ったのに…?と絶望していたのですが、よくよく考えてもみればそれもそのはず、1回戦目負け→2回戦目不戦勝人間のオポが強いはずないんですよね…。ハゲるほど悔しかったです。

 

 

というわけで初めてのチャンピオンズリーグ東京は79位というなんともいえない結果になりましたが、ポイントも入ったし、初心者が噛み合いだけで残ったみたいなものなんでまぁよしとしました。色々なデッキと戦えてとても楽しい一日でした。

 

その3.おわりに

 今回、やっぱりイベントはまずリラックスのためもありますが、楽しむことを考えて行くべきだと思いました。僕の尊敬するガンダムプレイヤーも似たようなことを言っていましたし。結局同じ好きなもののために集まってるわけですからね。せっかくポイントもらったのでこれから遠征などもして、上手くなって世界大会の権利をゲットできたらなぁ、なんて考えてます。

 

皆さんもポケカ、始めましょう。

 

おわり。

来いよミルルン!脳なんか捨ててかかって来い!

勝てるゲームは楽しいなぁ!?

 

こんにちは、夢は地下アイドル、シロネコです。今回は、最近全くと言っていいほど振るわなかったオールスターについてお話ししていきます。

 

1章 〜出会い〜

 

 フルスクラッチ発売後初めてのセレモニーに僕のたった一つの手持ちの共闘リワトで出てみたところ、リワトにエナ没収されてグロウできないわ、白滅のイノセンスでタウィルの限定条件を消されてアポロシンが旅立ったり滅茶苦茶にされて、とうとうモチベーションが蒸発しました。しかし、僕にはカードゲームしか残されていない(かなしい)ため、なんとか勝つための方法を考えました。最近増えたビカムユーを絡めた轢き殺し、リワト、その他のデッキを満遍なく見られるデッキ…

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 ミルルンやろなぁ…アイドル撃てるし、リンゼでどつけばビカムユー撃たせないし、エクシードでイノセンスに対応できる、すごい…。まぁ実際に増えているわけなのでやっぱりみんな思うことは同じなんだなぁ。でもみなさん、考えてもみてください、今までも速度のある止めデッキや、スペル主体のデッキは沢山いても、ミルルンが増えることはあまりなかったですよね。ここで僕が増えた原因として挙げるのは

 

レヴィアタンの登場

 

・キーの登場

 

この2点にあると考えています。

 

1.レヴィアタンの登場

 このカードのおかげで正直別のデッキになったと言ってもおかしくないレベルだと思います。従来のミルルンの回し方は、リフレッシュ直前まで回して防御に山を掘れる効果を含んだ防御アーツ(水天、ドントアクト、ブルパニ等)を使用し、相手ターン中にリフに入ることでリソースを伸ばすチャンスを増やしていたり、ジルコニウム効果でデッキを回せるシグニを全て戻し防御しつつ、リソースを伸ばしていました。一見、これでもいいじゃんと思うかもしれませんが、上記二つは色々な制約を課せられているんです。まず前者はそもそも、そういったアーツを積むことを強要されているわけですね、ブルパニはスペルカットインの役割があるのでともかくとして、水天、アクトはドントエスケープと防御手段としては被ってしまっているので基本的にあまり積みたくはないです。後者はジルコニウムを起動するためにトラッシュに10種類構えなければならず、しかもその10種類も回すためのシグニが望ましいので、プレイの難易度が高く、スペルが戻るわけでもないのでリソースも少し伸ばしづらい面があります。

 そこで活躍するのが、クラクションで登場したレヴィアタンなわけです。使い方は簡単で、まずは回してる途中にレヴィアタン効果でいらないカードを切っておきます。あとは適当にスペルやら原子やらでくるくる回してデッキを一枚にしておきます。するとなんということでしょう、エンドフェイズにレヴィアタン効果が発動し無駄なく2回目のリフレッシュに入れるのです!これによってアーツに頼ることなく1ターンに最大8回マジックハンドを撃てます、リソースの伸び、エグすぎィ!

 

2.キーの登場

 キーの登場があるシステムの重要性を大きくあげました。それは「コイン」です。みなさんも知っている通り、キーを使用するためにはコインが必ず必要です。そのため、以前から頭を悩ませていたルリグデッキを構築する上でコインの配分は更に難しいものになっています。そしてこれがミルルンに追い風になっています。

 ミルルン キツイ コイン ワザップ で検索にかけるとわかりますが、

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 そう、ダウトクリューソスですね。スペル除外効果がとにかくしんどい。とにかくもにょる。たまにクリューソス撃たれても「え、しんどくないよ?」って言ってる人もいますがあれは嘘です、強がりです。オタクはみんな強がりたいものですからね。

 実を言うと、ミルルンはクリューソスを撃たれても回せるので、表面上はあまり問題ないです。しかしながら、リソースを奪う作業が非常にめんどくさくなったりできなくなってしまいます。そのためキツくない、なんてことはないんです。

 話を戻しますが、このカードは最大のパワーを発揮するためにコインを2枚使わなくてはなりません、しかも、コインを使ったところで得られる防御力も大したことないので最近ではあまり採用されてません。こんなところにコイン2枚使うならキー貼った方がいいですよね、当たり前です(ミルルンキーはやめようね)。

 

 そんなこんなでミルルンが今追い風なのはなんとなくわかっていただけたかと思います。しかもめっちゃ簡単!速さを意識しないといけませんが、早口オタクは手も速い(シロネコ調べ)ので使わない意味がない!ということで組みました。

 

2章 猿への道 〜ミルルンからサルルンへ〜

 

とりあえずやはり最初は†強者†のレシピを真似るところからだなと思いいろんなレシピを見て回りました。まず目についたのは流転トオンミミックセット。ミルルンには銃声メタのために流転が採用されがちですが、いまいち防御性能に欠けます。そのためミミックトオンを入れることで流転を瞬く間にルリグ込みの4面防御へと昇華させています。しかし、僕はこう思いました。

 

トオンを積んでデッキが回せるのか?

 

僕はつい先日ガンダム幼稚園を卒園し、ガンダム動物園に入園したばかり。そんな猿がデッキの動きに絡まないカードを入れて毎試合安定して回せるのか…?それに僕は普段空き缶を拾い生活しているのでトオンは高くて手を出せません、なんならミミックも買えません。とりあえず没だな…。

 

そんなこんなで防御力を下げず、回すカードを極力積みつつ適当に作ったレシピがf:id:elichika18:20180728112146j:image

 こんな感じ。アイフレの防御力を上げるためにオタガメを採用してあとは強そうカード上から突っ込んでいきました。うん、綺麗だ…。とりあえず、よくわからんけどミルルン強いやろ〜と言いながら非公認の大型に出てみたら3位でした。強すぎて震えました。同時に共闘リワトとか使ってた自分、ほんとにマイオナ厨だったんだなぁと泣きました。

 しかしながら、その時々で大して考えもせず動いていたので、時折次のターンの初動で少し考えてしまい、結局試合時間をオーバーしてしまうということが多々ありました。そこで猿である僕はドロソを増やして回しやすくしようと思い立ちました。ということで第二案が

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こちら。無垢なる宝剣と黒い電機を排除し、ウランとスリーアウトを増やすことで回しやすさの境地へと到達することができました。回すだけならIQ3でもできるようになったので「サルルン」の名にふさわしいものになったと言えるでしょう。

 

 

3章 猿からヒトへ〜上手に回そう〜

 ここまでいろいろ書いてきましたが、結局試合時間内に終わらせなければ話にならないわけです。僕は最初に何だかんだ全力でぶん回せば毎ターン2リフプランをし続けても試合時間内に終わると思っていました。ところが現実は甘くはなく、フリーなどをしていても40分以上の時間がかかってしまっていました。そこでアドバイスされたのが「無駄に回しているのではないか」というもの。たしかに、いつもできるタイミングでは無思考で2リフを狙って回していて、必要のないタイミング(相手のリソースを取りきっているのにもかかわらず、1リフ後も回してしまっているなど)を考えていなかったところがありました。時間を意識するためには柔軟性も必要なわけですね。これを意識することで、僕のような全自動2リフマシーンも時間短縮に対して改善の兆しが見えました。

 なお、僕が考える2リフまでぶん回すターンは

・相手のリソースが1リフでは取りきれない

・カウンターヴァンプを撃たれそうなターンである(次のターンに相手がたくさん手札を構えて来る可能性があるため)

という感じでやってみています。

 

〜まとめ〜

ミルルンは猿では使えない。

 

 

                                     おわり