あの輝きをもう一度…

どうも、ウィクロス界のトイザらス、シロネコです。

 今回は醜悪なゴミをWC(ウィクロスセレモニー)に持って行ったので紹介したいと思います。

 

 お話は疲れからか白塗りのドーナキーに激突したところから始まる。4ヶ月程使い続けてきたグズ子がとうとう露骨に対策されたうえ、4ヶ月もほぼ一択で使っていたため飽きており、ここは新しいデッキを作るべきでは?と考えた。

 さて、まずはじめに考えるはルリグだ。ある程度動きを知っているルリグで苦手ルリグが少ないルリグにしようと決めた。使ったことのあるルリグタイプで弱点が少なそうなルリグ…

 

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そう、ピルルクである。ユニークによるハンデス、凶蟲とルリグ効果を組み合わせての無限防御など、安定感のある防御、攻めで相手を翻弄できる。しかも、僕はアロスピルルクを使えるし実績もある。これなら勝てる!

 

…ここまでは順調だった。

 

 そう、僕はオタクだった。オタクといえば奇をてらいたがり、そうして入賞することで持て囃されることを期待する生き物である。特に、日常生活において抑圧されている僕のようなオタクはこのような傾向がとても強いのである。

 このとき、僕は現環境で全く見ずに、かつ弱いと言われているタイプを使って勝てば、

 

「シロネコさんうまい!」

「キャー!シロネコさん素敵!抱いて!」

「やっぱシロネコうめぇなぁ…」

 

と、黄色い声援がくるに違いないと思ったのである。ピルルクで、回したことがあって環境で見ないルリグ…

 

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ピルルクAPEXである。以前は環境を席巻するほどのパワーを持っていたカードだが、crystal seal、MPPの使用制限によりその姿を消してしまったルリグ。こいつを使って勝てればきっと一躍人気者になれる。そう思ったのだ。このとき、僕は当初考えていた無限防御とユニークスペルを全てゴミ箱へダンクした。そんなことはどうでもいい、ただ僕は勝ってみんなに褒められたいだけなのだ。理屈を本能がしばきあげた瞬間であった。

 

さて、次はデッキ構築に取り掛かる。基盤のスペルは従来のもので組んで、レベル5シグニで各ルリグのメタをしていくことにした。最近上位にいるルリグを挙げていくと

グズ子、ドーナ、ミルルン、紡ぐ者、リワトetc…

といった感じ。上記のルリグの戦術を共通して妨害出来るカードとして採用したのがこのカード

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サーバント∞だ。ミルルンや紡ぐには手札、リワトには山札、グズ子には盤面を指定してやればかなりの妨害になる。さらにAPEXは防御行動を取る際、面を開けることが多いためアタックトリガーがなくとも打点になりうる。こうしてサーバント∞を主軸に据えつつ完成したレシピがf:id:elichika18:20180601122108j:image

これだ。古き良きスペル、シグニを搭載しつつもイセスマ三姉妹(アニメを見てないので一括り)やZrなどの新参シグニを入れたことで、まさに「歴史」を感じるデッキが完成したといえよう。リワトのグランクロスやあーやのブルーサジェストがとにかくきついがリワトは下火、あーやはそもそも少ない、これはかなりいい線いくのでは!?

 

 さて、迎えたセレモニー当日。新しく買ってもらったおもちゃをみんなに見せたい小学生さながらウキウキで一回戦目の席に座る。対戦相手も来て、じゃんけんを済ませ、マリガンをする

 

僕「いやー、手札クソ懐かしい、おもちゃ感ある!」

 

対戦相手「いや、ぼくもさっき渡されたデッキですごいアレ(おそらくおもちゃの意)なんですよねw」

 

僕はこのとき、今日自分以上のおもちゃを使ってる奴なんかいるわけがない、いたら自分はなんのためにおもちゃを使っているのかわからなくなってしまうではないか。そんなことを思いつつオープンすると

 

僕「ピルルクで」

 

対戦相手「サシェで」

 

わからなくなってしまった。僕の話題作りが一撃で葬り去られた。試合には辛くも勝利したが、あーやキーを貼られたり、5サシェにグロウされたし、防御アーツ0だし「なんだよ…結構おもちゃじゃねぇか…」という感想しか出てこなかったし、完全に勝負に負けた。

 

気を取り直して2回戦。対戦相手の方は以前虚幸ウリスを使っていた方(だった気がする)だ。ウリス…うーん、クリューソスキツイし攻撃力もあるけどルリグ止め多めに入れて来たしエニグマの隙をつけば勝てるかもなぁ。オープン!

 

対戦相手「あやで」

 

あ ほ く さ

 

特に面白い動きもなく順調に負けた。ところどころ相手のミスにつけ込み攻めるシーンもあったがそういう問題ではなかった。サジェストってすごい。

 

まだだ、まだ終わらんよ…!3-1予選抜けの線が残っている…。続く3回戦目、相手は応報燐廻グズ子。幸い、先手は取れていたのでALCAで点を詰め、4グロウ即カタルシスでダイホウイカ多面に対する防御にアンチアビリティを吐かせ、返しにリンゼでど突いて勝利。気持ちいいくらい綺麗に勝てて一周回って怖かった。そんなん考慮しとらんよ〜…。

 

2-1で迎えた最終戦。相手は燐廻入り5グズ子。なんかよく覚えてないけど勝った。後手とってやばかった気がする。うん、特になし!

 

結果は3-1でフィニッシュ。オポが弱すぎて結局予選落ちだった。しかし、楽しかったのでよしとしようと思った。終了後のルリグ集計であやが一位だったのを見たときは自分の読みの下手さを痛感しそうになったが、忘れることで完全にケアした。

 

おわり。