爆速ピルルク

君たちがこれを読んでいるということは、ぼくはきっと、もう優勝しているということだろう…。

 

こんにちは、シロネコです。今回はキーセレのパワーを借りたピルルクAPEXを使ってきた話になります。どんな形でもよかったんですが、とりあえずどこかで優勝したらブログとして出そうと思ってたので、正直こんなにも早く出せるとは思いませんでした…チームメイト様様ですね。とりあえず構築の話からいきます。

 

1.悪魔軸か電機軸か

 まぁぼくのやつはそもそも○○軸というにはおこがましいレベルなのですが、初期の構想ではゴリゴリの悪魔軸でした。どのくらいゴリゴリかというと、バアル、ルチーフェロ、ルシファル、カガミ、クロケルを入れて、リソース確保をしながら序盤のクロックを極限まで引き上げる、という感じでした。しかしながら、APEXには防御のためのスペルの投入が必要なので、ルチルシまで枠が割けませんでした。その結果、各種スペルと相性がよく、メインカラーであるクロケル、カガミだけが残りました、かなしい。

 そんなことはさておき、何故電機軸にせず、悪魔軸にしたかという点についてですが…本音は「みんな思いついて使うだろうから」です。普通の電機軸で勝っても面白くないかなと思ったからですね。とはいえ、そういうことを言うと舐めプで勝ったみたいな感じになって僕がBM(bad manner)プレイヤーに認定されてしまいそうなので、ちゃんと説明します。

 まず、電機軸の強さは言わずもがな、ALCAに集約されています。青と黒のシグニになんでも触れるので、ヘルボ、イカ、mppはもちろん、状況に応じて黒カメラなどを釣ってきて相手の行動を制限することができます。安定感をとるならこちらかなぁと思います。

 続いて今回の僕が使った悪魔軸の強みとして挙げられるのは、やはり「今までのピルルクにはない速さ」だと思います。現在の環境のデッキ傾向を考えていくと、以下のような2種に分けることができました。

 

速いデッキ→タマや輪廻グズ子といった防御を少々残しつつ4〜5ターン目に受けの効きにくい攻撃を仕掛けてくるデッキ

 

遅いデッキ→紡ぐやエルドラといった速いデッキに対し、アーツ枠を割いて対処し、詰めをルリグそのものの耐久力で勝っていくデッキ

 

 上記のデッキ勝つためには、単純に高い防御力で上回るか、全てをかいくぐって先に倒すかという条件のどちらかが必要となります。しかし、現状の電機APEXはお世辞にも防御力に自信があるとも言えず、攻撃力は従来のピルルクと大差ないので、言い方は悪いですがALCAの小回りが利くだけのデッキになってしまっています。そこで、悪魔の力を使うことで序盤のクロックを早め、速攻系デッキにはアーツで1回かわして4ターン前後で、耐久系デッキには少なくなった盾をmpp+レベル5メタシグニで削って勝ちに行くようなかなり速い展開を作ることにしました。

 以上の理由から安定感を捨てて序盤の攻撃力をとり、後半のメタシグニの活躍に全てをかける構築で今回はやってみました。

 

2.デッキレシピ&カード解説

 そんなこんなで出来上がったのがこちら

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メインデッキ

 

サーバント ∞ 2

ヘルボロス 2

ダイホウイカ 3

M・P・P 2

エルゼ 1

メイジ1

エンドスラッシュ 1

カガミ 3

FREEZE 1

クロケル4

 

THREE OUT 2

FLASH 2

PICK UP 1

リバイブ・フレア 1

MIRROR 1

DEVIL SEAL 1

ヤゴ 4

オライト 1

サーバントQ2 2

サーバントT2 1

サーバントo2 4

 

ルリグデッキ

 

ピルルク

アロスピルルク MONO

ピルルクπ

アロスピルルク γ

アロスピルルク TETRA

ピルルク APEX

アンチ・アビリティ 

ドント・アクト 

ドント・エスケープ

アイスフレイム・シュート

 

カード解説

 

サーバント ∞

紡ぐ者、ドーナ、エルドラに対して出していきます。ジルコニウムやメイジを使うルリグが増えてきたので、トラッシュ宣言するだけで擬似ヘルボロスになることもあるので必須級の一枚です。ラアーに吹き飛ばされる点には注意。

 

カガミ&クロケル

手札を捨てるとマイナス修正をかけられるキーセレシリーズの子たち。今回はヤゴ、スリーアウト、Flash、に反応します。またアイスフレイムシュートを序盤に撃つことがあるのですが、その際にカガミ&クロケルが盤面にいると防御面数が増えることがあります、とにかく便利です。

 

エンドスラッシュ

 ノーザンの耐性や蟹キーグスクルをすり抜けます。必要ないと感じたらアイスフィンガーでもいいと思います、あくまでピンポイント採用という感じ。

 

オライト

 最初は西木野真姫…もといドラグノフが入っていたのですが、サーバント∞やヘルボロスと一緒に立てられて、かつ強い赤シンボルを採用したかったのでこちらに。MPPと一緒に立てるとバニッシュ耐性アサシンが完成することも。

 

 

DEVIL SEAL

 エナチャ札。crystal seal欲しいなぁ…100年に一度くらいハンデス効果使ったりするので入れておいて損はないです。

 

3.入れたかったカードたち

 

PRECIOUS

 Flashが2枚入ってるので、うまいことがめてAPEX起動でPRECIOUS撃つと3面防御しながら手札増やせます、実質ドントアクトですね。今回は序盤に撃ちやすいスリーアウトを採用しました。

 

アイスフィンガー

 前述した通り、枠的にエンドスラッシュと選択になると思います。エンドスラッシュはメタ的な要素を含んでいる代わりに重いのでこっちの方が使いやすいです。蟹キー蟹が意外と重かったので次は防御でアイスフィンガー+自ターンにスペルで3面開けしてもいいかなぁと思いました。

 

リンゼ

白枠で何枚か入れたかったのですが、攻めに起用しづらいのでエルゼを優先しました。また、レベル2ルリグのリミットが4なので出せる場面も少ないかなという判断で今回は入れませんでした。

 

黒カメラ

 ロングゲームを想定していなかったのでコントロール向きである黒カメラは不採用にしました。しかし、黒蟹にヘルボロス宣言されると、リバイブフレアが紙屑になることに試合中気づいたので、枠を取ってもいいかなぁと思い始めました。

 

4.終わりに

 対人戦5回くらいで持って行ったので、少し調整不足だった感が否めませんでしたが、まぁ勝てたので良しとしましょうといった感じ。APEXは防御回数はともかく、投入できるシグニ、防御手段が多彩で、自由度が高いと言えます。それゆえに、適当に構築するとデッキパワーを発揮しにくい性質があります。僕も勝ち越しはしたものの、個人成績は満足のいくものではなかったですし、やっぱり対人って大事なんだなと思わされました。

 

気になることがあれば質問箱にでも叩き込んでおいてください。

 

以上!